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2017/11/28(火) 13:16:37.28ID:CAP_USER9医療の補助手段として、顔のあざや肌の変色、手術痕といった傷を化粧で目立たないようにカバーする取り組みが注目されている。化粧品会社は専用品を開発し、色素沈着やむくみなど抗がん剤治療の副作用にも対応、NPO法人もアドバイザーを全国に展開している。
自分を取り戻す
医療補助の化粧品は、顔のほかに腕や脚にも使用することがあり、やけどや傷の凹凸を滑らかにするなどの特長がある。化粧になじみのない男性や子供も使いやすく工夫されている。
「冬場は顔に赤みが出るので、そのカバー方法を教えてください」
「このファンデーションを使えば色をコントロールできます。一緒に練習しましょう」
10月27日、資生堂ライフクオリティービューティーセンター(東京・銀座)を訪れた東京都練馬区の主婦、角田万木さん(56)は、スタッフに肌の悩みを打ち明け、対処方法を習った。スタッフの一人が化粧などのデータをまとめてメークのプランをつくるので、利用者は安心して施術を受けられる。
角田さんは平成25年に卵巣がんが見つかり、抗がん剤治療で眉毛が抜けるなどの副作用に苦しんだ。「外見が変わるのがショックで、先行例や情報を無我夢中で調べた」と振り返る。化粧でカバーできると知って「病気になる前の自分を取り戻せる」と喜んだ。
資生堂は60年以上、専用の化粧品を開発、販売してきた実績を持つ。取り扱う店や医療機関は全国約440に広がっている。ライフクオリティービューティーセンターは無料にして、利用しやすくしている。
普及の手伝いを
NPO法人「メディカルメイクアップアソシエーション」は、皮膚にトラブルを抱えているインストラクターが中心となっているのが特徴だ。化粧品会社「ピアス」の協力を受けて、メーク技術の普及を進めている。
東京・銀座と大阪・梅田のセンターで、約1時間のカウンセリングを無料で実施。主要都市など全国に約120人のアドバイザーを展開し相談を受けている。
全文はURL先で
資生堂のスタッフ(上)に化粧のアドバイスを受ける角田万木さん=東京・銀座
http://www.sankei.com/images/news/171128/lif1711280014-p1.jpg
腕の白斑を隠すメーク中(左)の小山文子さんとメーク後=東京・銀座
http://www.sankei.com/images/news/171128/lif1711280014-p2.jpg