日テレ社長
「電波オークション」けん制
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毎日新聞2017年11月27日 19時17分(最終更新 11月27日 19時17分)
https://mainichi.jp/articles/20171128/k00/00m/040/068000c

 日本テレビの大久保好男社長は27日の定例記者会見で、政府の規制改革推進会議で議論している、
電波の周波数帯の利用権を競争入札にかける「電波オークション」について、「応札金額の多寡で事業者を決める考え方が必要なのかどうか。
最終的にどういう提言になるか分からないが、一般論としては反対だ」とけん制した。


 反対の理由として「具体的ニーズや対象帯域が明確になっていない」と述べた上で、「(外資規制ができないという)安全保障上の問題も出てくる」と強調した。
この問題を巡っては、日本民間放送連盟の井上弘会長(TBSテレビ名誉会長)が17日の会見で「我々は多かれ少なかれ公共性を伴う業務をやっており、
心配がつきまとうオークション制度には反対したい」と表明していた。【犬飼直幸】
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