0001孤高の旅人 ★
2017/11/29(水) 13:14:27.93ID:CAP_USER911月29日
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20171129/KT171128FTI090010000.php
長野市の貸し切りバス業者「スターバス」が、運転手に十分な休息を取らせずに連続勤務を強いるなど、道路運送法違反の疑いのある運行をしていたことが28日、関係者への取材で分かった。国土交通省北陸信越運輸局長野運輸支局(長野市)も10月、同社に立ち入り監査に入っており、勤務実態などを調べているとみられる。同社社長は、運行管理を退職した担当社員に一任していたとし「事実関係を把握していなかった」としている。
同社は、大型バスなど16台を所有。バス事業の適正運行を目指す県バス協会に加盟している。
道路運送法では、貸し切りバスの運転手は運行と運行のの間に8時間以上、休息を取るよう規定。スターバスの元運転手の労働時間を記した運転日報によると、今年2月に関西から東京への夜行バスの運転を終えた後、1時間の休息だけで東京から群馬県内への運行を始めていた事例があった。
運転手が2人乗務で交代しながら運行する際も、運行の間には4時間以上の休息が必要だが、複数の元社員によると、4時間を空けない運行がたびたび行われていた。
運転手の連続勤務について、同法は最大13日までと規定。だが、同社の運転手の勤務状況を示す「交番表」によると、今年3月21日から1カ月間に、15日間と、19日間連続で勤務した運転手がいた。
同社の元運転手の一人は、こうした運行実態を「常態化していた」と明かす。約1カ月間の連続勤務もあったとし、「半分寝ている状態で運転し、体をつねったり頭をたたいたりして必死に運転していた」とも話す。
同社の男性社長は28日、信濃毎日新聞の取材に、「運行の実態を把握していなかった責任はある。会社全体で運行管理を見直していきたい」としている。