http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171202/k10011244461000.html

2日午前、新潟県佐渡市の海岸で、転覆した木造船と2人の男性の
遺体が見つかり、警察で身元の確認などを急いでいます。

2日午前9時40分ごろ、佐渡市江積の海岸の岩場に転覆した木造船が
打ち上げられているのを近くの人が見つけ、警察に通報しました。

警察が調べたところ、木造船から数メートルのところに2人の男性の
遺体が見つかりました。2人は、身元の特定につながるようなものを
身につけていませんが、死後、日数がたっていると見られるということで、
警察で確認を急いでいます。

また、木造船は、長さおよそ9メートル50センチ幅2メートル30センチで、
文字や数字などは今のところ確認されていないということです。

船は、海岸からおよそ50メートル離れた岩場に打ち上げられていて、
波が高くて近寄れないため、県が3日以降、引き上げることにしています。
佐渡市では、先月から、北朝鮮の漁船と見られるハングルの文字が
書かれた木造船が海岸で見つかるなど木造船の漂着が相次いでいます。