運搬船に搭載されて米国に向かう米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」(9日午前、神奈川県横須賀沖で)
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 静岡県・伊豆半島沖で今年6月、コンテナ船と衝突して大破した米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」が9日、修理のため重量物運搬船に積まれ、神奈川県横須賀沖から米国に向けて出航した。

 当初、11月下旬の出航を予定していたが、運搬船への固定作業中に船体に穴が開くトラブルがあり、出航が遅れた。

 同艦は米・ミシシッピ州の造船所で修理される予定で、同県横須賀市を拠点とする米第7艦隊の所属から外れる。米海軍は、別のイージス駆逐艦1隻を同艦隊に派遣すると明らかにしており、今後も弾道ミサイルに対する防衛態勢を維持するとみられる。

2017年12月09日 19時10分
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