「部下への指導」海自隊員が暴力 3人を処分
2017年12月12日14時51分
http://www.asahi.com/articles/ASKDD4J32KDDULOB016.html?iref=comtop_8_06

 部下への「指導」の際に暴力を振るったなどとして、海上自衛隊横須賀地方総監部は12日、隊員3人を懲戒処分とし、発表した。

 総監部によると、護衛艦「てるづき」の男性海曹長=停職5日=は昨年12月から今年3月にかけて、同艦内などで複数回にわたり、指導の際に部下の隊員を殴る蹴るなどした。30代の男性3等海曹=減給1カ月(30分の1)=も同じ隊員を殴った。

 暴行を加えた2人は「部隊で通用する自衛官になってほしい一心で感情的になってしまった」などと話しているという。

 また、護衛艦「やまぎり」の40代の男性1等海曹=減給1カ月(30分の1)=は4月10日朝、部下の隊員の異動先の艦艇内で、隊員のほおを平手で2回たたいたという。

 1等海曹は「業務上の書類を届けに行った際、ふてくされたような態度を取られ、激高した」と話しているという。