医療的ケアが必要な子の支援要望

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20171213/1070001066.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

たんの吸引や人工呼吸器などの医療的なケアが日常的に必要な子どもとその家族が茨城県庁を訪れ、
支援の充実を求めて大井川知事に要望書を提出しました。

茨城県庁を訪れたのは、水戸市やつくば市、それにひたちなか市の幼稚園の年中から
高校生までの医療的なケアが必要な子どもとその家族あわせて11人です。
親子は大井川知事に面会し、口から食事ができず鼻から通したチューブで栄養を摂っているために
地域の小学校への入学を断られたとか、人工呼吸器の管理などのため
親が24時間付き添わざるをえないなどと現状を訴えました。

そして幼稚園や小中学校にも必要に応じて看護師を配置することや家族が一時的に子どもを預けて
休息を取れる福祉サービスの整備などを求める要望書を提出しました。
大井川知事は
「要望の内容を整理して県の施策が前進するように考えたい」
と応じていました。

茨城県によりますと、医療的なケアが日常的に必要な子どもは、全国でおよそ1万7000人、
茨城県内でも400人ほどと推計されていて、家族が在宅でケアを行っているケースが多いということです。

保護者のグループの代表で、脳性まひの11歳の男の子の母親の根本希美子さんは
「地域の格差なく子どもの年齢や状況にあった支援が受けられ、
地元・茨城で子どもを授かってよかったと思える環境になってほしい」
と話していました。

12/13 11:57