勤務していた老人介護施設で、知的障害のある入所者の40代女性に性的暴行をしたとして、
強姦(ごうかん)罪に問われた介護士の30代男性の判決で、大阪地裁(飯島健太郎裁判長)は13日、
無罪(求刑懲役7年)を言い渡した。

 男性は大阪府内の施設で夜勤中だった2016年8月、居室のベッド上に女性を押さえ付け性的暴行をしたとして逮捕、起訴された。

 男性は押さえ付けていないと無罪を主張していた。飯島裁判長は、
女性の供述が客観証拠に反し一貫していないとして、信用できないと判断。
男性が押さえ付けたことには合理的疑いが残るとした。

 男性は今年9月末に釈放されるまで1年1カ月以上、身柄を拘束された。
判決後に「言っていることが分かってもらえてほっとした」と弁護人に話したという。 

12/13(水) 17:41配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00000115-jij-soci