http://www.yomiuri.co.jp/national/20171215-OYT1T50033.html

山口県議会の平岡望議員(44)(下関市区)から酒席で押し倒され、左足首の骨を折る
重傷を負ったとして、同県下関市の小熊坂こぐまさか孝司市議(69)が14日、
県警下関署に被害届を出した。

小熊坂氏は、被害届とともに全治2か月の診断書も提出。その後、報道陣の取材に応じ、
平岡氏が「押し倒した認識はない」と釈明していることについて、「私が勝手に転んだと
言わんばかりで納得できない。きちんとした謝罪と説明を求めたい」と述べた。
平岡氏の事務所は「コメントは差し控えたい」としている。

関係者によると、酒席は1日夜、下関市内で開かれ、平岡氏や小熊坂氏ら約20人が参加。
両氏が言い合いになった後、平岡氏が小熊坂氏を押し倒したという。酒席の直前に
2人も出席した自民党下関支部の会合では、今年3月の同市長選で支部内の対応が
分かれたことが議論になっていた。

平岡氏は11日に支部長の辞任届を提出しており、年内にも受理される見込み。