All About2017年12月22日 21時40分
http://news.livedoor.com/article/detail/14067475/

生涯未婚率は年々上昇している
おひとりさま世帯が増えています。平成28年版・厚生労働白書によると、2015年の生涯未婚率は男性24.2%、女性14.9%。今後も増えていきそうで、2035年には、男性約29%、女性約19.2%になると予測されています。おひとりさまのまま老後生活に突入したとき、まっ先に気になるのは「お金」でしょう。そこで、65歳以降の収支、それをふまえて必要な老後資金、お金の準備の方法を考えてみました。


おひとりさまの老後の生活費は?
まず、おひとりさまの老後の生活費はどれくらいかかるか考えてみましょう。家計簿などをつけていて現在の支出をきちんと把握している人は、それを元に、60歳以降または65歳以降の支出を推測してみてください。

60歳になると、生命保険料や国民年金保険料(自営・自由業の人)、住宅ローンなど、支払いが終わる費目があるでしょう。一方、年齢を重ねると、健康維持費用や通院が増えることによる医療費、レジャー・趣味にかかるお金など、増える費目もあります。これらを足し引きすると、老後の支出のスケール感がイメージできると思います。とはいえ、イメージできない人もいるかもしれません。

そこで、おひとりさまの老後の生活費をデータで探ってみました。表は、総務省の家計調査年報の中から60歳以上の単身世帯、つまり、おひとりさまの1カ月の支出を抜き出したものです。

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