神戸市東灘区の市立六甲アイランド高校で、1年の男子生徒が校舎から転落し重体になっている問題で、転落前に、担任が男子生徒と教室以外の別室で話していたことが23日、市教育委員会などへの取材で分かった。

 市教委などによると、転落のあった22日は終業日で、6時限目まで授業があった。男子生徒は大掃除などの後、男性担任に呼ばれ、1階の部屋で話した。内容や生徒の様子は「調査中で答えられない」としている。アンケートなどでは、いじめや家庭、部活動での悩みを抱えている様子はなかったという。

 男子生徒は22日午後5時すぎ、敷地内で倒れているのを発見された。校舎5階の窓が開いており、ここから転落したとみられる。

神戸新聞NEXT 2017/12/23 21:37

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201712/0010843367.shtml