トヨタ自動車の2017年のグループ世界販売台数(ダイハツ工業と日野自動車を含む)が、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)や、日産自動車とフランス大手ルノー、三菱自動車の3社連合を下回り、世界3位に後退する公算が大きくなったことが27日、分かった。

 トヨタの1〜11月は前年同期比2.8%増の947万4千台。16年に首位だったVWは3.9%増の974万3400台と差をつけた。日産、ルノー、三菱連合の世界販売はそれぞれの台数を単純合算すると960万1916台だった。合計数値は発表していない。

 VWは中国や欧米の販売が好調で、12月も勢いを維持するとみられる。

配信2017/12/27 18:00
共同通信
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