日本銀行は29日、人々の財布や企業の金庫などに保管されて年を越す日本銀行券(お札)の総額が106兆7165億円となったと発表した。

前年末に比べ4・2%増え、8年連続で過去最高を更新した。

日銀が大規模な金融緩和を続け、世の中に出回るお金の量を増やしていることが理由だ。長引く低金利環境で、手元に現金を置いておく「タンス預金」も増えているとみられる。

2017年12月29日 20時10分
YOMIURI ONLINE
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