子どもたちがコウゾの皮むき体験

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20180107/5000001220.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

球磨村で和紙の原料になるコウゾの木の皮むきが行われ、子どもたちが作業を体験しました。

コウゾは人吉球磨地域でかつて盛んに生産されていた上質な和紙の原料で、
およそ20年前、球磨村の渡地区の人たちが昔ながらのコウゾの皮むき作業を復活させました。

7日の作業には、小学生19人や地域の人などおよそ40人が参加し、
1メートルほどに切ったコウゾの束を、朝早くから熱湯で4時間ゆでたあと、
冷めないうちに手早くむいていきました。
子どもたちは、手慣れた大人に教わりながら皮をむいていました。

コウゾの皮は束ねて公民館の軒下に干され、今後、紙すきをして和紙がつくられることになっています。

小学3年生の遠原海斗くんは
「はじめは難しかったけど、お母さんが手伝ってくれたのでツルッとむけました」
と話していました。
また、小学3年生の長崎榎花さんは
「はじめは難しかったけどこつをつかんだら簡単にむけました」
と話していました。

93歳の女性は
「旧正月に小遣いをもらうため70年前から毎年やっていて、冬の仕事だと思っています」
と話していました。

01/07 11:21