静岡県吉田町の住宅でエアコン内部の異常が原因とみられる火災が起きていたことが11日、静岡市消防局への取材で分かった。点検や部品交換などが必要な製品は全国で約92万台に上るとみられ、消防局は製造元に対応を要請した。

 市消防局によると、火災は昨年7月上旬に起きた。住宅1階の居室で使用中の室内機からパチパチと音がし、白い煙が上がっていることに住人が気付き水を掛けて消火した。

 消防局が製造元と共同で原因を調べたところ、室内機にある配線をまとめた部品が、水分がたまりやすい位置に取り付けられていたため、腐食が進んで発熱し出火につながったと判明した。

配信2018/1/11 12:43
共同通信
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