行政担当者がLGBTを学ぶ

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/6004264281.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

同性愛や性同一性障害などの、LGBTと呼ばれる、性的マイノリティーの人たちに対して、
行政の担当者にも理解を深めてもらおうという研修会が、16日、多賀城市で開かれました。

この研修会は、性的マイノリティーの人たちが安心して暮らせる社会を実現しようと
多賀城市が開いたもので、市の職員や小中学校の教職員、あわせておよそ90人が参加しました。

研修会では、LGBTの人たちの支援を行っている弘前大学の山下梓助教が講演し、
LGBTの人たちの多くが学校での言葉や暴力によるいじめや、
職場での差別的な扱いを経験していることを説明しました。
その上で、山下助教は、行政の担当者には、事業を進めていく上で従来の
男性・女性だけでなく、LGBTの人たちの視点も意識していくことが求められると訴えました。

講演を聴いた40代の男性職員は
「LGBTの人たちがどういう状況に置かれ、どのような心構えで対応したらよいか、
職場のみんなにも伝えていきたい。マイノリティーの人でも暮らしやすい市にしていきたい」
と話していました。

01/16 18:58