0001みつを ★
2018/01/17(水) 07:40:26.70ID:CAP_USER91月17日 5時21分
内戦状態が続く北アフリカのリビアで、武装グループが首都トリポリ郊外の国際空港を襲撃して少なくとも20人が死亡し、空港が閉鎖されたことで、国際機関などの人道支援活動にも影響が出ています。
リビアでは7年前の民主化運動をきっかけにカダフィ政権が崩壊したあと内戦状態に陥り、その後、国連の支援を受けた暫定政府が発足したものの、今も各勢力による戦闘が続いています。
こうした中、首都トリポリ郊外のミティガ国際空港を15日、武装グループが襲撃して治安部隊との間で銃撃戦となり、暫定政府によりますと、少なくとも20人が死亡、63人がけがをしました。
武装グループは、空港近くの刑務所に収容されている仲間の解放を目指していたと見られ、現在も空港は閉鎖され緊迫した状況が続いていると見られます。
襲撃された空港は、2014年にトリポリの国際空港が破壊されて以降、唯一の国際空港として主に国際機関や支援団体の関係者が利用しています。
リビア国内で人身売買などの被害者を保護して本国に送り返す活動を続けているIOM=国際移住機関のリビア事務所によりますと、空港閉鎖の影響で17日に予定していた被害者の移送をキャンセルしたということで、人道支援活動にも影響が出ています。