0001みつを ★
2018/01/17(水) 07:46:33.12ID:CAP_USER91月17日 5時33分
安倍総理大臣は、ヨーロッパ南東部の3か国歴訪の最後の訪問国ルーマニアで、ヨハニス大統領と会談し、交渉が妥結した日本とEU=ヨーロッパ連合のEPA=経済連携協定の早期発効や両国の経済関係の強化に取り組んでいくことを確認しました。
安倍総理大臣は、ヨーロッパ南東部3か国歴訪の最後の訪問国としてルーマニアを訪れ、首都ブカレストで、昭恵夫人とともに日本庭園を視察したあと、日本時間16日午後11時すぎからヨハニス大統領と会談しました。
この中で、安倍総理大臣は「欧州が一体性を保ち、統合を着実に推進することが重要だ。日本とEU=ヨーロッパ連合のEPA=経済連携協定は、世界で保護主義の動きが広がる中で、日本とEUが自由貿易の旗を高く掲げる揺るぎない意思を示すものだ」と述べました。
これに対し、ヨハニス大統領も賛同する考えを示し、両首脳は、EPAの早期発効や両国の経済関係の強化に取り組んでいくことを確認しました。
また、両首脳は、中国の海洋進出やウクライナ情勢などについて意見を交わしたうえで、法の支配に基づく秩序の維持・強化こそが、基本的価値を共有する日本とヨーロッパがともに取り組むべき外交・安全保障上の最重要課題だという認識で一致したほか、北朝鮮への圧力強化に向けた連携も確認しました。
会談後の共同記者発表で、安倍総理大臣は「国際社会が不安定化する中、基本的価値を共有する日本と欧州は今まで以上に連携していくことが必要だ」と述べました。
ヨハニス大統領は、経済協力の進展に期待を示したほか、「ルーマニアは、いつも断固として北朝鮮による挑発的な行為を厳しく批判し、これからも国際社会による制裁を支持する」と述べました。
首相 帰国の途へ
日本の総理大臣として初めてロシアの隣国バルト3国やヨーロッパ南東部のブルガリアなどを歴訪した安倍総理大臣は、最後の訪問国ルーマニアでの首脳会談など一連の日程を終え、帰国の途につきました。
安倍総理大臣は、今月12日に日本を出発し、ロシアの隣国のエストニア、ラトビア、リトアニアのバルト3国を日本の総理大臣として初めて訪問し、各国の首脳との会談で、北朝鮮への圧力強化や経済関係の発展に向けて協力していくことを確認しました。
このあと、安倍総理大臣は、ヨーロッパ南東部のバルカン半島に位置するブルガリアとセルビアのほか、ルーマニアを訪れ、交渉が妥結した日本とEU=ヨーロッパ連合のEPA=経済連携協定の早期発効に向けて連携することなどで一致しました。
最後の訪問国ルーマニアで、首脳会談など一連の日程を終えた安倍総理大臣は、日本時間の17日早朝、首都ブカレストを出発し、政府専用機で帰国の途につきました。