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1月20日 6時15分
日本とインドネシアの国交樹立から20日で60年になるのを前に、19日夜、ジャカルタで大規模なイベントが開かれました。

日本とインドネシアは、1958年の1月20日に平和条約を締結し、国交を樹立しました。

それから20日で60年になるのを前に、インドネシアの首都ジャカルタ中心部の広場では19日夜、安倍総理大臣の特使である自民党の二階幹事長も出席して大規模なイベントが開かれ、大勢の市民が集まりました。

この中で、二階幹事長は「両国の友好関係を担う若い世代がともに手を携え、心が通う協力関係を、次の世代に引き継いでいってほしい」とあいさつしました。

そして、人気アイドルグループ「AKB48」の姉妹グループとしてジャカルタで結成された「JKT48」の元メンバーで、親善大使を務める仲川遥香さんなどによるカウントダウンに続いて、両国の首脳の交流や、日本がインドネシアで進めるインフラ開発などを紹介する、巨大なコンピューターグラフィックスの映像が、隣接する博物館の壁に映し出されました。

インドネシアには現在、1500社を超える日本企業が進出し、日本からの投資額は、おととし、シンガポールに次いで2位の54億ドル余りに上るなど、経済的な結びつきが強まっており、両国では、ことし1年を通じて、さまざまな記念行事が行われる予定です。