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1月21日 6時03分
希望の党は、民進党との統一会派をめぐり、党内で安全保障関連法への対応などについて意見対立が表面化したことから、統一見解をまとめる方針ですが、意見の一致は難しく、党を分ける「分党」を検討することになるのは避けられないといった見方も出ています。

希望の党は、民進党との国会での統一会派結成は見送りましたが、安全保障関連法や憲法改正への対応などで、党内の意見対立が表面化したことから、玉木代表は、速やかに、党の統一見解をまとめる考えを示しています。

これを受けて、希望の党は近く党内で議論を行うことにしており、執行部からは「通常国会で本格的な論戦が始まるまでに党の立ち位置を明確にしなければならない」といった指摘が出ています。

一方、民進党との統一会派結成に反対した松沢成文参議院議員団代表は「憲法と安全保障法制でどうしても考え方が違うのであれば、別の道に進むことも考えなければいけない」と述べています。

松沢氏に対しては、先に玉木代表が党を分ける「分党」を提案した経緯があることから、党内では、意見の一致は難しく、改めて「分党」を検討することになるのは避けられないといった見方も出ています。

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