劇団四季が話しことばの授業

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2014439431.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ミュージカルで知られる劇団四季のメンバーが京都府京丹波町の小学校を訪れて、
子どもたちに聞き取りやすい話しことばを学んでもらおうという授業を開きました。

この授業は、劇団四季が相手が聞き取りやすいきれいな日本語の話し方を
身につけてもらおうと全国各地で開いています。
22日、京丹波町の瑞穂小学校で開かれた授業には、4年生と5年生の50人余りが参加しました。

授業は現在公演で京都を訪れている劇団のメンバー3人が講師となって、
はじめに聞き取りやすい話し方と聞き取りづらい話し方を実演しました。
そしてことばの母音を1つずつはっきりと発音すると聞き取りやすくなることを紹介したうえで、
児童たちと「おはようございます」と声をかけあいました。

続いて、友情の大切さについて歌った「友だちはいいもんだ」という歌を、
母音の発音と相手に気持ち伝えることの2つを意識すると聞き取りやすくなると説明してから、
全員で合唱しました。

5年生の女子児童は、
「発表会の時とかにみんなにしっかりと聞こえるように話せるようになりたいです」
と話していました。

講師を務めた増田守人さんは、
「母音を意識することだけでなく相手に伝えようと思う気持ちも
大切なので、これから生かしてほしいと思います」
と話していました。

01/22 16:55