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1月22日 18時54分
核兵器を搭載できるアメリカ軍のB52戦略爆撃機と航空自衛隊の戦闘機が22日、沖縄周辺の空域で共同訓練を行ったことが防衛省への取材でわかりました。この訓練に関して、防衛省は「詳細は答えられないが、日本の非核三原則を踏まえて核兵器が持ち込まれることは想定されない」としています。

防衛省によりますと、アメリカ軍のB52戦略爆撃機2機やB1爆撃機2機と、航空自衛隊のF15戦闘機4機が22日、沖縄周辺の空域で共同訓練を行ったということです。

B52は、今月16日に6機がグアムのアンダーセン空軍基地に配備されたばかりで、今回の訓練には核・ミサイル開発を続ける北朝鮮の抑止などが念頭にあると見られます。

核兵器を搭載できるB52との訓練に関して、防衛省は「詳細は答えられないが、日本の非核三原則を踏まえて核兵器が持ち込まれることは想定されない」としています。

B52は、B1の部隊に代わってアジア太平洋地域で任務を担うことになっていて、今後、こうした訓練が増えることも予想されます。