年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2017年10〜12月期の公的年金の運用実績が、6兆円を超える黒字になったことが分かった。プラス運用は6四半期連続で、世界的な株高が要因だ。

 野村証券の西川昌宏チーフ財政アナリストの試算によると、17年10〜12月期の運用益は約6兆3000億円だった。資産別では株高の影響で国内株で約3兆5000億円、外国株で約2兆円の運用益を計上した。国内債券では約1…

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO25854180Y8A110C1EE8000/