http://yomiuri.co.jp/economy/20180123-OYT1T50055.html

 【ニューヨーク=有光裕】米通商代表部(USTR)は22日、国内メーカーを保護するため、トランプ米大統領が家庭用洗濯機と太陽光パネルを対象に緊急輸入制限(セーフガード)を発動することを承認したと発表した。

 米メディアによると、米国が発動するのは2002年以来、約16年ぶりという。

 米通商法201条に基づく措置で、トランプ米政権が掲げる米国の貿易赤字削減につなげる狙いがあるとみられる。

 家庭用洗濯機は、12年から輸入が急増していることを理由に最大50%の追加関税をかける。韓国メーカーの対米輸出増加が念頭にある。太陽光パネルについては最大30%の追加関税をかける。中国メーカーの過剰生産を問題視しているとみられる。

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