常勤講師の基本給の上限引き上げ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063985111.html
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県教育委員会は、正規の教員と常勤の講師の給与の格差を是正していこうと、
新年度から常勤講師の毎月の給与の基本給の上限を5000円余り引き上げることを
教職員組合との間で合意しました。

県教育委員会によりますと、県内の公立学校の常勤講師の基本給は勤続12年目で上限に達し、
小中学校で26万7300円、高校と特別支援学校で26万9000円となっています。
これに対し、正規教員の基本給の上限は小中学校で40万5000円、
高校と特別支援学校で41万5800円となっていて、同じ業務を行っている
常勤講師と大きな開きがあります。

このため、県教育委員会は、教職員組合との間で格差の是正を図ることに合意し、
新年度から常勤講師の基本給の上限を引き上げたいとしています。
具体的には、勤続12年以上の常勤講師の上限の基本給を
▼小中学校で5400円増やして、27万2700円に、
▼高校と特別支援学校で5300円増やして27万4300円とする方針で、
新年度の県の予算案に人件費の増額を盛り込むことにしています。

県教育委員会教職員課は
「給与の引き上げはまだ十分とは言いがたいが、常勤講師には
基本給の増額を励みにして働いてほしい」
としています。

02/02 11:34