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2月5日 19時15分
週明け5日の取り引きが始まったヨーロッパの株式市場も、ニューヨーク市場の先週末の株価急落を受けて金融市場の先行きへの警戒感が広がり、全面安の展開となっています。

週明け5日のヨーロッパの主な株式市場では、先週末のニューヨーク市場でダウ平均株価が急落したことを受けて、金融市場の先行きへの警戒感が広がりました。

このため、取り引き開始直後から全面安の展開となり、主な市場の株価指数は一時、先週末の終値に比べていずれも1%以上、下落しました。その後、やや値を戻したものの、日本時間の午後6時半の時点で、ロンドン市場でおよそ1.1%、パリ市場で0.7%余り、ドイツのフランクフルト市場でおよそ0.5%の値下がりとなっています。

市場関係者は「アメリカの長期金利が4年ぶりの水準となったことで、金利上昇のスピードが速まることへの警戒感から株価の調整が起きている。投資家の間では、一時的な調整にとどまるかどうか見極めようと日本時間の今夜、週明けの取り引きが始まるニューヨーク市場の値動きに注目が集まっている」と話しています。