長野県警は5日、捜査費約3万5千円を着服したとして、業務上横領などの疑いで、男性巡査長(28)を書類送検し、停職6カ月の懲戒処分とした。巡査長は同日、依願退職した。

 送検容疑は平成29年6月から11月にかけ、捜査費を7回にわたり計約3万5千円横領するなどした疑い。監察課によると、巡査長は協力者への謝礼として捜査費を申請。実際は生活費に充てていたという。

 協力者から「謝礼を受け取っていない」との相談を受け、県警が内部調査し、発覚した。

 油井英人首席監察官は「誠に遺憾で、県民の皆様におわび申し上げる。職員への指導を徹底し、再発防止に努める」と述べた。

ソース
http://www.sankei.com/affairs/news/180206/afr1802060027-n1.html