愛媛県鬼北地方特産のユズを使って地元高校生が考案したスイーツ「ゆずずきん」が商品化され、11日から販売が始まる。

 考案したのは、県立北宇和高校3年の畠山綾乃さんと本田やよいさん。シロップ漬けのユズと白あんを求肥(ぎゅうひ)で包み、さらに外側をユズ果汁入りのあんで覆った。えひめ愛フード推進機構などが開催した「えひめスイーツコンテスト2017」和菓子の部で金賞を受賞した。

 和菓子製造販売「もち平」(松山市)が商品化し、鬼北町永野市の道の駅「森の三角ぼうし」で1個250円程度で販売。3月末までは週末限定販売で、イベントなどでも積極的にPRする。

 畠山さんと本田さんは同町の兵頭誠亀町長、もち平の平井愼司代表らと県庁を訪れ、上甲俊史副知事に発売を報告した。畠山さんらは「見た目もユズ、食べてもユズ−になるようこだわった」「食べ過ぎないよう、あんにはもこもこ感を出した」と説明していたた。

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