日本電産 社長交代へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2015292171.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

京都市に本社がある大手電子部品メーカー日本電産は、創業者の永守重信会長兼社長が
ことし6月20日付けで社長職を退き、後任の社長に吉本浩之副社長が昇格する人事を発表しました。
永守氏は引き続き会長として経営に関わっていくことになります。

これは15日、日本電産の永守会長兼社長と吉本副社長が京都市内で記者会見を開いて明らかにしました。
それによりますと、ことし6月20日付けで創業者の永守氏が社長職を退き、
後任の社長には吉本氏が昇格するということです。
社長が交代するのは昭和48年の創業以来、初めてです。

吉本氏は京都府出身の50歳。
自動車部品メーカーなどを経て、日産自動車に入社し、タイで現地の社長などを務めたあと、
おととしから日本電産の副社長を務めていました。
吉本氏は、
「永守氏の経営哲学にひかれて日本電産に入社した。2030年の売り上げ10兆円の達成にむけて、
グローバルマネージメントを加速させたい」
と話していました。

日本電産は永守氏が昭和48年に創業し、社長の強力なリーダーシップと
国内外の企業の積極的な買収などで、売り上げが1兆円を超える世界的な電子部品メーカーに成長しました。

永守氏は、今後も会長として経営に関わっていくということです。

永守氏は
「日本電産の勢いを持続させるため後継者は若い人が良いと考えていた。
今後は役割を分担しながら会社の成長をより速く強いものに変えていきたい」
と話しています。

02/15 19:15