日本ハムは15日、前執行役員の男性が、航空会社の女性従業員にセクハラ発言をしていたことを明らかにした。

 この男性と、同席していた末沢寿一前社長(63)は1月29日にいずれも「一身上の都合」として役職を辞任。男性は依願退職した。

 日本ハムによると、昨年10月上旬、男性と末沢前社長ら計4人が羽田空港内のラウンジで飲食していた際、男性が航空会社の女性従業員に性的な内容を含む不適切な発言をしたとしている。

 同月下旬に航空会社から申告があり、社内調査で事実関係を確認して謝罪した。男性と末沢前社長から辞任の申し出を受け、1月29日の臨時取締役会で畑佳秀副社長(59)が社長に昇格した。

 日本ハム広報IR部は「恥ずべきことで申し訳ない。社内で教育を徹底し、二度と起きないようにしたい」としている。

2018年02月16日 07時28分
YOMIURI ONLINE
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