政府は、南西諸島防衛の強化に向け、今春に発足する陸上自衛隊の「水陸機動団」の規模を拡大する方針を固めた。2個の水陸機動連隊で発足させ、2021年度頃から3個とし、離島防衛能力の向上を図る。

 防衛省が16日の自民党安全保障調査会で、こうした方針を示した。水陸機動団は約2100人規模で発足予定で、長崎県の相浦駐屯地に2個の水陸機動連隊が置かれる。

 規模拡大は、年末に見直す中期防衛力整備計画(中期防、19〜23年度)に明記される方向で、3個連隊で約3000人規模になる見通しだ。

2018年02月17日
YOMIURI ONLINE
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