0001みつを ★
2018/02/23(金) 17:29:56.63ID:CAP_USER92月23日 16時14分
全国のインフルエンザの今月18日までの1週間の患者数は、2週連続で前の週を下回りましたが、1医療機関当たり29.65人と依然として高いレベルにとどまっています。国立感染症研究所は、ピークは過ぎたものの流行はまだ続いているとして、手洗いやマスクの着用など感染対策を徹底するよう呼びかけています。
国立感染症研究所によりますと、今月18日までの1週間に、全国およそ5000の医療機関から報告された1医療機関当たりのインフルエンザの患者数は、29.65人と前の週より15.73人少なくなりました。
1医療機関当たりの患者数は、今月4日までの週に、統計を取り始めた平成11年以降最も多くなったあと、2週連続の減少となりましたが、依然として高いレベルにとどまっています。
都道府県別では、全国でただ1つ、患者数が増加した沖縄県が56.67人と最も多く、次いで高知県が45.81人、宮崎県が42.68人などとなっています。
また、この数値を基にした全国の患者数の推計はおよそ167万人と、前の週より72万人少なくなりました。
推計の患者数を年齢別に見ると、10歳未満がおよそ46万人、10歳から19歳がおよそ31万人で、引き続き若い世代の割合が高くなっています。
これまでの5週間に検出されたウイルスは、B型が57%、A型が43%で、2つの型のウイルスが流行する「混合流行」の傾向が続いているということです。
国立感染症研究所は、ピークは過ぎたものの、インフルエンザの流行はまだ続いているとして、引き続き手洗いやマスクの着用など感染対策を徹底するよう呼びかけています。
それでも例年のピーク並み
国立感染症研究所の砂川富正室長は「今シーズン、患者数は高いレベルで推移してきたが、減少に転じたと見られる。それでも、例年のピーク並みの流行が続いている」としています。そのうえで、「例年、シーズンは春先まで続き、地域的には勢いを盛り返して患者数が増加するおそれもあるので、引き続き感染予防を怠らないでほしい」と警戒を呼びかけています。