0001ばーど ★
2018/02/25(日) 01:33:24.71ID:CAP_USER9https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20180224003024_comm.jpg
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平昌五輪でカーリング女子の日本(LS北見)が日本勢として男女通じて初の銅メダルを獲得した24日の3位決定戦、英国戦を東大カーリングサークルが母体の「チーム東京」のメンバーがリアルタイムで解説しました。日本カーリングの歴史を塗り替えた一戦を語り尽くしました。
戦い終えて
カーリングで日本初の五輪のメダルを手にしたLS北見。チーム東京の岩永直樹(33)も感慨深げだ。
「カーリングという競技はコミュニケーションを取って、意志決定をして、それを実行する、というプロセスから成り立っています。情熱を共有して、そのプロセスを楽しみながら結果に結びつけていく。それはスポーツに限らず、日常生活にも共通することだと思います。この大会の日本勢の活躍を見て感動したみなさんの、明日からの元気や勇気につなげてもらえればうれしいです」
ラストショット、英国の狙いは?
劇的な日本の勝利。英国はナンバー1を持っていたのに、スキップのミュアヘッドはラストショットで強いウェートで石を出しにきた。「英国の最後の一投の狙いは何だったのでしょう?」。こんな質問を読者からいただきました。
「さっちゃん(藤沢五月)が最後に投げてハウスに残した石を使って(いずれも日本の)ナンバー2とナンバー3を両方を出し、銅メダルを自らの手で取りに行くショットだった」
「わずかにミスになり、日本が1点をスチールしたが、もう5センチ石が曲がっていれば、英国が2得点して銅メダルを取っていたはず。すでに確定していた1点に妥協せず、銅メダルを自分のショットでもぎ取ろうとした。そのチャレンジをたたえたいです」
《第10エンド》
日本の1点リードで迎えたこのエンド、英国は一気に2点を取って、逆転勝ちを狙ってくる。「逆に日本は、英国に1点を取らせて延長エンドに持ち込んでもいいという考え方」。ハウスの中心部に両チームの石がたまる難しい展開になった。
スキップ藤沢五月の2投について「どちらもスイープが良かった。かわしたい石にミリ単位でひっかかったが、ぎりぎり置きたい場所に置けた。あと一掃き、二掃き足りなかったら、ぶつかっていた。チームみんなの勝利です」
後攻の英国。最後の一投を残し、ナンバー1の石は英国だった。ミュアヘッドは敢えてリスクを冒し、2点を狙って強いショットを放った。
しかし、これが失敗。逆に日本の石をナンバー1に押し込んでしまった。日本は5―3で勝ち、銅メダルを手にした。
「ミュアヘッドのミスが目立った。一方、さっちゃん(藤沢五月)には目立ったミスはなかった。100%ではなかったけれど、仲間のスイープを上手に使って、大きなミスを避けた。それが勝ちにつながった」
さっちゃん、勝負のカムアラウンド
第9エンド。藤沢五月の第1投はガードストーンの裏側に回り込んでハウスにドローするカムアラウンド。「勝負の一投は完璧だった。石を好きなところに置いてくれ、といわれたらここに置く」
ミュアヘッドの第1投で一度局面を壊された後、藤沢の第2投。「勝負のカムアラウンドその2ですね。これもナイスショット」
ミュアヘッドのこのエンド最後のショット。「ブランクエンドにしたい英国はすべてをはじき出したい」。しかしハウス内の日本の石をはじき出せずに、日本がこの試合初めて、1点をスチールした。日本4―3英国。
「ミュアヘッド、この試合、全然きてないですね。英国は第10エンドで必ず2点を取りにくるけど、ミュアヘッドがまったく合っていない。日本はこのまま押し切ってほしい」
《第8エンド》
先攻の英国のスキップ、ミュアヘッドのラストショットはミス。日本は2点を取ろうとして失敗したが、1点は取った。「でも日本はナイストライだった。第10エンドで後攻が巡ってくる可能性が高まるので、第8エンドで得点することは(仮に1点だけだとしても)決して悪いことではない」。3―3の同点で第9エンドへ。
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2018年2月24日23時26分
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL2S0297L2RUTQP03H.html