吉備線LRT化構想 費用分担など3者大筋で合意 岡山
2/26(月) 18:27配信

実現に向け大きく前進しました。JR吉備線を次世代型の路面電車にするLRT化構想で、
岡山市と総社市、JRの3者が費用の分担などについて大筋で合意しました。

23日、岡山市の大森市長と総社市の片岡市長がJR西日本本社を訪れ、来島達夫社長と話し合いました。
そして、全体の事業費や費用の負担割合について大筋で合意しました。具体的な数字は明らかにしていません。

LRTとは乗り降りしやすい路面電車を使った交通システムのことです。
JR吉備線は路面電車化し、駅を増やすことで利用客の増加が見込まれていて、
試算によると初期投資は175億円、年間運行経費は8億円です。

(記者)
「現在の運行は1時間に2、3本ですがピーク時の本数を増やすことも検討されています」

基本計画素案には、運行本数を1時間あたりピーク時で最大8本、
平常時も4本と現在の倍に増やすことなどが盛り込まれています。

(東京から帰省中の男性)
「本数は増えた方がいいと思う。東京いると、時間気にせずここ(駅に)これるところを、
こっちでは時間見て来ながらっていうか」
(若い利用者)
「狭かったり、きゅうくつだと高齢者の人も大変だと思うんで、もう1両増えたりしたらいいのかな」

JR吉備線のLRT化に向けて3者は3月中に再び話し合う予定です。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「これからの公共交通の重要性、そして岡山総社間の沿線の利用者のために我々としては
全力を尽くしていきたい」

2/26(月) 18:27配信 KSB瀬戸内海放送
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