2017年の東京都の完全失業率が、データ公表開始以来、過去最低となった。
東京都によると、2017年の都の完全失業率は2.9%で、前の年より0.3ポイント低下し、都がデータの公表を始めた1997年以来、最も低くなった。
完全失業者数は22万6,000人で、前の年に比べ、2万5,000人減った。
就業者数は768万2,000人で、前の年に比べ、16万5,000人増え、特に女性は12万人増え、全ての年齢層で増加となっている。
産業別に見ると、卸売業、小売業で働く人が増えた一方で、宿泊業や飲食サービス業で減っている。
東京都は、「完全失業率が3%を切り、雇用が引き続き、良い状況にある」としている。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00386040.html