【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が28日発表した出生・死亡統計(速報)によると、2017年の出生数は35万7700人で前年(40万6200人)比11.9%減少し、関連統計の作成を開始した1970年代以降で最も少なくなった。減少幅は2001年(12.5%減)以来16年ぶりの大きさ。

韓国の年間出生数は世界でも類を見ないほどのペースで急減している。1970年代には100万人台だったが、2002年に49万人と半減し、17年にはついに30万人台に落ち込んだ。

17年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの平均数)は1.05と、やはり過去最低となった。05年(1.08)以来、12年ぶりに1.10を下回った。

韓国の合計特殊出生率は人口維持に必要とされる2.10の半分で、経済協力開発機構(OECD)35加盟国の平均(1.68)を大きく下回り断トツの最下位だ。

17年の平均出産年齢は32.6歳で前年より0.2歳上昇した。昨年出産した女性に35歳以上が占める割合は29.4%で、前年より3.0ポイント上がった。

2018/02/28 15:01
聯合ニュース
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