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(CNN) カナダ東部にある石油精製所で働く従業員31人がこのほど、全員で購入した宝くじで大当たりを獲得し、6000万カナダドル(約49億6000万円)の賞金を手にする出来事があった。同国の宝くじでの史上最高額とみられる。

幸運を引き寄せたのは人口228人の町の石油精製所でボイラーの製造に携わる従業員31人。先月28日に行われた当選セレモニーではおそろいのシャツを着て登壇。満面の笑みを浮かべて記念写真に収まった。

共同購入に参加したグループは3カ月間宝くじを買い続けた。当たりくじを買った女性は「1人が5ドルずつ負担して、155ドル分の宝くじを購入した」と説明した。

宝くじを運営するアトランティック・ロッタリーによると、グループは1人につきおよそ190万カナダドルを手にする。同じ職場で働く夫婦や親子、双子の兄弟などがともに賞金を得るケースもあるという。

賞金の使い道は住宅ローンの支払い、新車の購入、家族の支援など様々だ。当選をきっかけに退職したメンバーが5人いるが、残りの26人は引き続き勤務し、プロジェクトの完遂を目指すとしている。

CNN 2018.03.02 Fri posted at 14:08 JST
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