0001豆次郎 ★
2018/03/05(月) 16:27:32.79ID:CAP_USER9損害保険大手が、訪日外国人の事故や病気に対応する商品、サービスを拡充している。旅行保険などに加入していない外国人が日本に滞在中、病院にかかって医療費が高額になり、十分な診療が受けられなかったり、支払えないケースが増えていることが背景にある。旅行者と受け入れる業者側の不安軽減につながりそうだ。
◆約1千の協力機関
損保ジャパン日本興亜が平成28年2月から販売する「訪日旅行保険」は、病気やけがの治療費など1千万円まで補償する。付帯サービスとして医療機関の手配や電話による通訳を提供している。
約1千の協力医療機関で保険証書を提示すれば、現金不要で治療できる。
英語、中国語、韓国語に対応、旅行者は日本に入国後、インターネットで加入できる。保険料10日間の場合は2900円。29年4〜9月の契約数は前年同期比4割増だった。
利用者からは「スキー場で骨折したとき、診察や手続きもスムーズにできた」といった声が寄せられる。
◆仏、タイなど多言語
東京海上日動火災保険の「訪日外国人向け海外旅行保険」も日本に到着後、スマートフォンなどから簡単に加入できる。けがや病気の治療費、本国への移送費などを1千万円まで補償する。
医療に関する通訳は英・中・韓の3カ国語のみだが、飲食店やホテルなどで通訳が必要な場合は、フランス語やタイ語など43カ国語に対応している。専用アプリで日本の文化やマナーに関わる情報を確認できる。保険料は7日間で2820円。
◆渡航前に加入で安心
三井住友海上火災保険は、28年9月から中国人の旅行者向けに「楽遊富士」を現地で販売。訪日客が増加する中、中国からの旅行者が全体の4分の1を占めており、現地の保険大手と共同開発した。7日間で85人民元(約1460円)、治療補償8万元(約138万円)など。百貨店などで使えるクーポンの付帯サービスを用意した。
日本のホテルや旅行会社といった事業者を対象とした商品にも力を入れている。客が施設やサービスを利用中に負傷したり病気になったりした場合、治療費などを負担する。スマホのアプリを活用した災害時の避難所情報も提供している。
http://www.sankei.com/smp/life/news/180305/lif1803050031-s1.html