JR西日本金沢支社は5日、北陸新幹線の3年目(平成29年3月14日〜30年2月末)の利用者数が前年同期比で、ほぼ横ばいの827万6千人だったと発表した。開業前の在来線との比較では約2・7倍で累計では2600万人を突破した。

 月別では、29年11月から30年1月にかけて、前年同月比2〜4%増で推移した。JR西は「北陸の冬の味覚をアピールするキャンペーンで観光客を誘致できた」としている。2月は同6%増。大雪により在来線や航空便で運休や欠航が相次いだが、新幹線の運休は2本だけだった。

 北陸新幹線は27年3月14日に長野−金沢が延伸開業。利用者数は延伸区間内の上越妙高−糸魚川で算出している。


産経WEST 2018.3.5 22:01
http://www.sankei.com/west/news/180305/wst1803050089-n1.html