横浜市教育委員会は6日、青葉区の元石川小学校の男性教諭(46)が担任を務める6年生のクラスで昨年7月以降、男子児童(12)が「やめてほしい」と訴えたにもかかわらず、バインダーで頭をたたくなどの行為を繰り返していたことを明らかにした。

 児童は昨年の冬休み前から約1カ月、学校を休んだが、現在は登校している。教諭については、この児童を含めて複数の児童に対して膝元を蹴ったり、マットレス上で覆いかぶさったりするなどの行為が確認されており、市教委は8日に体罰審査委員会を開き、体罰に当たるか判断する。

 昨年12月中旬に男子児童の保護者から北部学校教育事務所に連絡があり、調査していた。教諭は2月初旬から体調不良を理由に休んでいる。教諭は「コミュニケーションの延長と思っていたが、行き過ぎてしまったことを深く反省している」と話しているという。

2018.3.7 07:10
産経ニュース
http://www.sankei.com/region/news/180307/rgn1803070056-n1.html