やり投げで大けが  裁判和解

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20180307/4000000097.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

6年前、福山市の大学のグラウンドでやり投げの練習をしていた男子学生が投げたやりが、
女子高校生に刺さり大けがをしたのは、大学側の安全管理が不十分だったのが原因だなどとして
けがをした女性と両親が、3億円余りの損害賠償を求めていた裁判で、
大学側が1億3000万円を支払うことで7日、和解が成立しました。

平成24年7月、福山市の福山平成大学のグラウンドで、やり投げの練習をしていた
男子学生が投げたやりがおよそ60メートル離れた場所で見学していた当時15歳の
女子高校生のこめかみに刺さり、頭の骨を折るなどの大けがをしました。
けがをした女性には高次脳機能障害の後遺症があるということで女性と両親は
3年前、大学側の安全管理が不十分だったのが原因だなどとして、
およそ3億900万円の損害賠償を求める裁判を起こしていました。

広島地方裁判所福山支部は去年12月、双方に和解を勧告していて7日、
大学側が1億3000万円を支払うことで和解が成立しました。

福山平成大学の尾崎史郎事務局長は
「原告の今後を考えると早期に解決すべきと思っていました。
二度とこのような事故を起こさないように再発防止に努めたい」
とコメントしています。

03/07 19:31