叡山電鉄(京都市)は7日、21日から運行する新型観光列車「ひえい」を報道陣に公開した。

 列車は1両編成(定員85人)で、比叡山の神秘的なイメージを演出した楕円(だえん)形の先頭部分と、深緑色の外装が特徴。2〜8人掛けの座席(計32席)は座りやすいよう中央部に浅いくぼみがあり、車いす利用者向けのスペースも確保した。

 毎週火曜日を除き、京都市市街地と比叡山麓を結ぶ叡山本線(出町柳―八瀬比叡山口駅、5・6キロ)で1時間に1〜2本運行する。運賃は通常の車両と同額で、追加料金は徴収しない。

 同社の担当者は「沿線の新緑や紅葉を楽しんでほしい」と話している。

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