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3月11日 6時26分
アメリカのトランプ大統領は、みずからのツイッターに、日本に対するアメリカの貿易赤字について「巨額で不公平だ」などと書き込み、安倍総理大臣と先に電話会談した際、貿易赤字の削減に向けて改善を求めたことを明らかにしました。

トランプ大統領は、10日、みずからのツイッターに「北朝鮮との対話をめぐってとても熱心な日本の安倍総理大臣と話をした。アメリカとのよりよい貿易に向けた日本の市場の開放についても協議した」と投稿しました。

さらに、日本に対するアメリカの貿易赤字について「巨額の赤字だ。不公平で続けられない」と書き込み、安倍総理大臣に貿易赤字の削減に向けて改善を求めたことを明らかにしました。

トランプ大統領は9日、安倍総理大臣と電話で会談していて、この時の会談について言及しているものとみられます。

一方、トランプ大統領は、同じくツイッターで中国の習近平国家主席との電話会談について触れ北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との間で行われる見通しの首脳会談をめぐって長時間話し合ったと明らかにしました。

そのうえで、「習主席は、アメリカが不穏な選択肢ではなく、外交でこの問題の解決に向けて取り組んでいることに感謝していた。中国は引き続き助けになる!」と書き込み、中国とも協力していく姿勢を示しました。