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 延伸事業が進められてきた新名神高速道路の川西インターチェンジ(IC、兵庫県川西市)−神戸ジャンクション(JCT、神戸市北区)間の16・9キロがほぼ完成し、西日本高速道路会社は8日、開通区間を報道関係者に公開した。18日午後3時に全線開通する。

 新名神は神戸−名古屋を結ぶ全長約174キロ。昨年12月に高槻JCT−川西IC間(26・2キロ)が開通しており、今回で兵庫県内分の21・1キロが全て開通する。区間は4車線。

 この日は、中国自動車道と山陽自動車道が立体交差する神戸JCT、橋桁の側壁に最新の工法を使い、軽量化と省力化を図った新名神武庫川橋(神戸市北区)、直下をJR宝塚線が走る生野大橋(同)などがお披露目され、担当者が工事の過程を説明した。西日本最大の店舗棟面積となる宝塚北サービスエリア(宝塚市)や、自動料金収受システム(ETC)搭載車専用の出入り口として新設される隣接の宝塚北スマートIC(同)も公開された。

 同社によると、神戸−高槻両JCT間の所要時間は、名神高速や中国道を使うより通常時で約6分、休日などで約10分短縮される。慢性的に渋滞が発生する中国道の宝塚トンネル付近などの交通量が分散し、渋滞緩和が見込まれるという。(竹本拓也)

2018/3/8 21:30
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