3月15日 14時32分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180315/k10011366171000.html

麻生副総理兼財務大臣は15日の参議院の財政金融委員会で、「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書の書き換え問題を受けて、理財局以外で同じような書き換えがないか確認する考えを示しました。


麻生副総理兼財務大臣は参議院の財政金融委員会で、「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書の書き換え問題を受けて、ほかにも公文書の書き換えがないか、財務省全体を調べないのかと問われました。

これに対して麻生副総理は「ほかの局において同様の事案があるかと言えば『ない』と思っているが、再確認するように申し渡している」と述べ、理財局以外でも公文書の書き換えがないか調査するよう指示したことを明らかにしました。

また、すべての省庁の公文書の管理体制を確認するよう安倍総理大臣に進言するべきではないかという質問に、麻生副総理は「財務省で起きた書き換え問題なので、調査を進めて経緯を明らかにすることがまず、すべきことだ。公文書管理の質を高める努力をする中で制度の見直しが必要ならば対応しなければいけないと思う」と述べました。