フィルムのように薄くなり、製造コストも安い日本発の新しい太陽電池が2年以内にも市場に登場する見通しになった。「ペロブスカイト型」と呼び、主流の「シリコン型」に続くとみられる新タイプだ。パナソニックや積水化学工業が、課題だった大型化や耐久性の向上にめどをつけた。これまで太陽電池が置けなかった建物の壁や曲面で発電でき、再生可能エネルギーの普及拡大へ期待が高まる。

 2009年に桐蔭横浜大学の宮坂力特任…

2018/3/15 13:48
日本経済新聞 全文は会員登録をしてお読みいただけます
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28154280V10C18A3MM0000/