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3月15日 20時14分
法務省は15日午後、オウム真理教の死刑囚を移送したことを正式に公表しました。

移送されたのは大阪と名古屋に2人ずつ、広島、福岡、仙台にそれぞれ1人ずつだということは明らかにしましたが、死刑囚の名前は公表しませんでした。

移送した理由については、教団による一連の事件の刑事裁判が終結したため、全員を東京に収容しておく必要がなくなったことや、教団の死刑囚どうしが接触する機会をなくす必要があることを挙げました。

移送する死刑囚や行き先をどのような基準で決めたかについては、本人の心身の状況や親族が住んでいる地域などを考慮したことを明らかにした一方、具体的な説明は避けました。

今回、対象から外れた6人を移送するかどうかについては「警備上、今後のことは控えたい」として明らかにしませんでした。また、報道各社から死刑の執行に向けた準備との関連について質問が出ると、「連動しているものではない」と説明しました。