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2018年03月15日 06時00分
 2本の山桜が手をつなぐように立つ「相思の桜」を男女が出会うきっかけにしようと、糸島市二丈鹿家のギャラリー樹庵のオーナー長岡秀世さん(68)が婚活イベントを31日と4月14日に企画している。

 山桜は、脊振山系十坊(とんぼ)山(535メートル)の3合目付近にあり、6年前に長岡さんら地元住民が確認。「相思(あいおも)いやる」心を象徴しているようだと名付けた。例年3月末から咲き始め、4月中旬まで楽しめる。

 当日のイベントでは、住民が整備し「相思の桜の小径(こみち)」と名付けた山道をペアごとに登山。ギャラリーの石窯で仲良くピザを作って距離を縮めてもらう。長岡さんは「未婚の男女に限らず夫婦でも親子でも参加できます」と話している。

 時間はともに午前10時〜午後3時。参加費は1人1500円。ペア2500円。

=2018/03/15付 西日本新聞朝刊=

「相思の桜」と名付けられた2本の山桜(長岡さん提供)
https://www.nishinippon.co.jp/import/f_toshiken/20180315/201803150003_000.jpg?1521061287