女児殺害事件1年を前に献花台
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20180317/1080001827.html

千葉県松戸市のベトナム国籍の女の子が小学校に向かう途中に連れ去られ殺害された事件で、
遺体が見つかってから今月26日で1年となるのを前に市の施設に献花台が設けられ、
訪れた人たちが女の子を悼んで花を手向けていました。

献花台は、千葉県松戸市の「六実市民センター」に設けられました。
事件で犠牲になったベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9)の遺影が飾られ、
訪れた人たちが花を手向けて静かに手を合わせていました。

小学生の孫がいるという70代の女性は
「事件のことを思うととても胸が痛みます。女の子のことは忘れられません」
と涙を浮かべながら話していました。

17日は、父親のレェ・アイン・ハオさんも訪れ、
娘の遺影を見つめながら静かに祈りをささげていました。

ハオさんは「娘のことを思い出すと、この1年は私や家族にとってとてもつらく長い時間でした」と話していました。
献花台は、今月31日まで設けられることになっています。