http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20180319/0000234.html

18日午後、北九州市八幡西区の国道で警察官4人を車で引いてけがをさせたとして自称、
大分県豊後高田市の45歳の男が公務執行妨害の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、男は、調べに対し、「車を発進させたが、警察官に接触させたかはわからない」
と供述し、容疑を一部否認しているということです。

逮捕されたのは、自称、大分県豊後高田市の無職、吉田康一容疑者(45)です。

警察によりますと、吉田容疑者は18日午後3時半前、北九州市八幡西区則松の国道で、
警察官4人を乗用車で引いてけがをさせたとして公務執行妨害の疑いが持たれています。

「コンビニで酒を飲んで車で立ち去った」という目撃者からの通報を受けて、警察が行方を捜していたところ、
八幡西区の国道で吉田容疑者が乗った乗用車を発見し、警察官が運転席に駆けつけて事情を聞こうとした際、
乗用車を発進させたということです。
この際に36歳の巡査長が左鎖骨を折るけがをしたほか、駆けつけた警察官3人も右ひざなどに
軽いけがをしたということです。

警察によりますと吉田容疑者は、調べに対し、「酒を飲んでいたので、逃げようとして車を発進させたが、
警察官に接触させたかはわからない」と供述し、容疑を一部否認しているということです。

警察は殺人未遂の疑いもあるとみて当時の状況を詳しく調べています。